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VRオタクな院生の日常

よく「自分の考えをアウトプットしておいた方がいいよ」という記事を見かけるので発信始めました。

初めての研究計画書の書き方

どうも、アヤタカです。

「研究計画書」

大学院に進む人、もしくは進んだ人はこいつを書く機会があると思います。特に院試を受ける人はほぼ絶対書く必要がありますよね。私も現在博士前期課程ですが、今書く必要があるので、自分のためにもまとめておこうとおきます。

研究計画書ってなんぞや

研究計画書ってそもそも、どういう時に書いて、何のために書くのでしょうかね。

おそらく多数の人は、大学院進学の入学試験で願書と一緒に提出する必要があって、

人生で初めて書くんじゃないでしょうかね。私もそうでした。

他にも、博士後期課程に進む人でしたら、日本学術振興会特別研究員という、

国から研究費として年間150万円ほどもらえて、さらにお給料的なもの(厳密には違う)が月20万円ほど出るという、素晴らしい制度に申し込む際にも書く必要があります。

話は戻りますが、「研究計画書」とは読んで字のごとく、

『「研究」の「計画」を「(文)書」としたもの。』です。

つまり、どんな研究をするつもりで、どういう感じで進めていくかを周囲に発表するためのものです。大事なところは独りよがりでない誰かに見てもらう、聞いてもらうものだということです。 

研究計画書に必要な要素

長々と言葉の定義を説明してきましたが、

どんなことが書かれていればその文書は「研究計画書」と呼べるものになるのでしょうか。大まかに以下のことがしっかりと書けていればそれは少なくとも「研究計画書」と呼べるものにはなるでしょう。

  • 先行研究
  • 問題点や課題
  • 研究目的
  • 提案
  • 進め方
先行研究

自分が解決したい社会的要求、目指したい未来や目的と同じ、

あるいは似たような研究が必ずあるでしょう。

 「いや、ないね。俺が初めてだ...!」って人はもっかい英語とかで調べてみましょう。

自分が目指す未来に対して、過去の先輩たちはどういう研究を行ってきたのか、

どういうことが実験で明らかになったのか、などを記述します。

その先輩の研究も、その先輩の先輩たちの研究を元に発展してきたものです。

巨人の肩の上に立っちゃうのです。

問題点や課題

じゃあ、その目指したい未来や目的が今現在達成されていないとしたら、

あなたは、何をするべきでしょうか。先行研究を踏まえて、

まだ残っている課題や新たに浮かび上がった問題を解決しようとするのが自然の流れですよね。ここで、先行研究をしっかりと調べる必要が出てくるのです。

ちなみに言っておきますが、過去の先輩が研究したこと、つまり全く新しくないことをもう一度研究する必要はありません。意味がないです。ある条件を変えて再度実験をしてみる、何か新たに加えて実験をしてみる、ということになると話は別ですがね。

研究目的

さぁ、ここでやっとあなたの研究目的を語れますよ!

あなたは、先輩たちの取り組んできたこと、やり残したことを述べてきました。

それらをしっかりと説明することで、読み手はどんな研究が行われてきて、

何が問題で何をすべきなのかがわかってきています。

そこで、あなたの研究の意義、つまりあなたの研究は何の役に立つのか、

この研究をすることは、理想の未来に向かう過程でどの立ち位置からアプローチしようとしているのか。これらを明確に記述して、研究目的を語ります。

提案手法

あなたの研究は、どんな役に立ってどの立ち位置からアプローチしようかというのは、

語りました。夢物語を語るだけなら誰でもできますよね。

そこから、さらに踏み込んでこそ研究計画書です。

その問題や課題に対して、どういう風にそれらを解決しようとするのか

どのようにアプローチしていくのか、つまり技術的なキモですね。

ここで、あなたのオリジナリティがでます。ここのみに関しましては

書けている人は多いらしいですが、前の3つの項目に触れていないと、

独りよがりになってしまっているように感じられてしまいます。

進め方

まぁ、こちらもどんだけ良い課題を見つけ、それを解決する方法もあったとしても、

博士前期2年間では終わらなくて、10年ぐらいかかるとなると、

それじゃお話になりませんよね。なので、どういう風なスケジュールで

研究を着地させるかを書いておく必要があります。

 

ザーッと書いてみましたが、上記の項目は最低限研究計画書には必要なものと

なっていますので、これらを意識して書くだけでもそこそこ形に

なっているのではないかなと思います。あとは、各文に主語述語がちゃんとしっかりある、誤字脱字(意外と多いんですよね)、などなどそもそも文書としての基本などにも

気を配る必要もありますが、それはまた別のお話です。

 

では、私の頭の整理にお付き合いいただきありがとうございました。

もし、少しでもお役に立てるようでしたら嬉しい限りです。